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決戦前夜。

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場当たりが終り、ゲネプロが終り、解散前のロビー集合写真。左から松田賢二、若松武史、三浦浩一、佐藤真弓、内田亜希子、一人飛んで若葉竜也。いよいよ明日、初日です。明日からの9日間、お時間合いましたら、ぜひ劇場にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。『見渡すかぎりの卑怯者』スタッフ、キャスト一同。

鈴木歩己さん。

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12月10日(月)鈴木歩己さんがアフタートークに登場。歩己さんはジェットラグで桟敷童子の東憲司さん作・演出の『夢顔』で松田賢二君と共演しています。そしてその後、これが縁で松田君とは何度も共演。また、ジェットラグ作品『インスパイア』では内田亜希子さんと共演。さらに、前作『リ・メンバー』(全公演中止と再公演)への参加で計4回ジェットラグに参加しているというとってもジェットラグと深い仲の役者さん。上の写真は一緒にロボットレストランに行ったときのもの。歩己さんならではの深いのと、浅いのと、楽しいのと、面白いのと、色々な話が聞けると思います。

芸術家の妻。

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今回、佐藤さんは芸術家の妻を演じます。誰よりも夫のファンである妻。こうゆう人って本当にいます。こんな人いないよっていう感じで、凄いリアリティのある人。佐藤さんが見事に演じています。稽古場での微妙な修正にチューニングの目盛りが多い役者さんだと感心しました。同じところを修正するにしても、1から5の目盛りより1から50の目盛りで修正できる方が小さなニュアンスの違いが出ますよね。ニューヨークの小さなアパートで暮らすある小説家とその妻に会いに行った時、一番印象に残ったのは小説家の言葉ではなく、妻の言葉でした。「夫の文章は純文学だから1日かけて1行しか書けなくても良いのです。1行の価値がその辺の1行とまったく違いますから」

速報!!アフタートークが決定しました。


『見渡すかぎりの卑怯者』の終演後、以下のゲストを招いてアフタートークを行ないます。


12月10日(月) ゲスト 鈴木歩己さん(俳優)、
        『見渡すかぎりの卑怯者』より 松田賢二、内田亜希子、古川貴義

12月13日(木) ゲスト   豊島圭介さん(映画監督)、
        『見渡すかぎりの卑怯者』より 若葉龍也、古川貴義

12月14日(金) ゲスト   及川奈央さん(女優)、
        『見渡すかぎりの卑怯者』より 佐藤真弓、古川貴義


どうぞお楽しみに。

三浦浩一さん、ハッピーバースデイ!

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今日は三浦浩一さんの誕生日。青年三浦はいったいいくつになったの?ファンの方はご存じと思いますが、やはり若い。見た目も若いが、気持ちはもっと若い。青年です。気持ちが若いってことが、若さの一番の秘訣かも。経験はもちろん大事だけれど、発見を常に優先させる毎日の稽古場での姿が、全体の雰囲気を明るく楽しく引き締めています。輝かしいキャリアを持つ人がチャレンジし続けることは大変なことだと思うけれど、だから魅力を失わないでいられるのだと思います。敬服。

内田亜希子が、キタ。

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あっこちゃん、キタキタ。内田亜希子が上がって来た。内田の<古川が書いた(産んだ)脚本の台詞を再現することの正確さ>は当初から稽古場全体を引っ張っる面があったが、ここにきて役者内田亜希子が大事に「育てた」台詞が内田の役の言葉として大きく成長して聞こえてくる。もう大人かしら?「母の話に耳を傾け、先生の話にうなずき、最良の子育てをしっかり考え、大切に慎重に育てあげた彼女、凄いんです」。あっこちゃんの役のことです。

出演者インタビュー、アップしました。

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お待たせいたしました。『見渡すかぎりの卑怯者』出演者6人のインタビューをジェットラグホームページにアップしました。6人6色、それぞれの役者さんの個性が見られると思います。ご観劇の参考に、どうぞご覧いただければ幸いです。稽古の方も稽古場に随分本道具が入り、最終段階の仕上げに入っています。初日まで1週間を切り全体のムードも徐々に本番バージョンに、目の前に精神病棟の一室が見えています。

元チビ玉

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幼少の頃、大衆演劇の「チビ玉」、小さな玉三郎と呼ばれた男。テレビが追っかけて放送し、高視聴率も取った。今でも女形をさせたら凄く綺麗だと思う。上の写真は演出、古川の駄目出しを聞いている真剣な横顔。クール!!こんなに色っぽい龍ちゃんですが、性格はとても男気強く、一本気。あんどファンキー。今回の舞台でがっちり女性ファンを増やすのは間違いないけれど、男性ファンもかなり増えるだろう。男が惚れる男、として。

作家、室井佑月と『見渡すかぎりの卑怯者』作・演出:古川貴義の対談3の3

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室井 古川さんは自分が狂ってると感じる時ってあります?

古川 僕は、酒癖が悪いんですよ。もうだいぶ大人になりましたけど、昔はお酒飲んで良く骨を折ってたりしてました。しかもそれやったら絶対に折れるよ、って分かってるはずなのに、やっちゃうんですよ。昔江古田駅の近くの飲み屋で飲んでて、江古田駅って屋根が登りやすくできてて、いつか登りたいなって思ってたんですけど、酔っ払った時に登って、飲んでた友達に上から「おーい」って手を振ったりして。で、まあ大丈夫だろって思って屋根から飛び降りた時に踵をパキっと…。

室井 その時って、折れたって感覚はあったの?

古川 折れたってのは分かんなかったです。痛ぇーとか言いながら笑ったりしてました。

室井 そだね。そんな時って、全く痛くないというか覚えてないんだよね。

古川 記憶が飛びやすいんですかね。 酔っ払うとタチ悪くなって、警察とかに呼び止められると色々文句とか言ってしまいたくなります。

室井 いいじゃん。それで留置所入っちゃえば()。経験だよ。それで留置所の話も書けるしさ。

古川 それは結構魅力的ではありますね()

古川 そういえば、室井さんの小説ってダメな男代表として演劇人が良く出てきますよね。

室井 だって演劇人でダメな人、何人か知ってるんだもん。()

古川 身近にいたんですか?ゴールデン街で飲んでるときとか。

室井 ゴールデン街なんて佃煮にするほど沢山いますよ。()

古川 そんなことは無いとは思いますけどねぇ()。室井さんは演劇の台本とかは書いたりしないんですか?

室井 書いたことないですね。どうやって書いたら良いのか分からない。基本会話劇じゃないですか。

古川 もし自分が書いた小説で、これだったら舞台でできそうだなって思う作品とかありますか?

室井 うーん。『花園マッサージパーラー』とかかな。巣鴨のおばさん2人の話。あれが一番会話だけで押してる作品なので。あれは意外と同業者からは一番評判がいい。演劇のおもしろさって、会話のおもしろさなのかなって台本を読ませてもらって思ったんですよ。そうすると、やっぱりこの作品がいいのかなあって。演劇って起承転結とかあった方がいいの?

古川 いや、そうとは限らないですけど。

室井 映画の脚本だったら考えられそうな気はするんですけど、舞台とかの一つの空間でのお話って、どこまで出来るのかなって。どこまで行けるのかってのが全然わからないですね。

古川 実は結構自由なんですよ。例えば火事とか、血まみれとかの表現も、表現としてやっちゃう事もできるし、人の内側にあるものを会話で表現したりする事もできるし、場所を飛ばしたり、案外自由に表現できます。

室井 あ、そっかそっか。だとすると、『おもろい夫婦』っていうのもいいかもしれない。幸せそうに見える夫婦の夫が浮気をしていて、それに対抗して妻も浮気したりして。お互い嫌い合ってる話なんだけど、最終的に夫婦でその妻の浮気相手を殺しちゃって、その死体を庭に埋めないといけなくなっちゃって、憎み合ってる夫婦が2人で協力して生きて行く話。

古川 いいですね。

室井 私、殺しとかは面白く書きたいんですよね。最近はエロをどうにかして面白く書きたいなって思ってるんだけど、ただエロは元々面白いというか、変な体勢になったり、変な声を出したりしているから、元々変な事で面白いことを面白く書くっていうのは難しいんですよね。

古川 そうですね。面白くエロを書くってのは難しいかもしれませんね。今回の話で首を絞められるシーンがあって、そこは個人的にエロを頑張った所です。

室井 あ、あの奥さんですよね。あの奥さんはキャラクターがあって、すごい面白いなと思いました。あと院長もいいなあと思った。

古川 ありがとうございます。そういえば、女性ってSEXをしてる時に首を絞められると興奮するって人がいるらしいんですけど本当ですか?

室井 それは、女は自分がされた事を喜んだ方が男が喜んでくれるから、喜んでるフリをしてるだけなんだと思う。

古川 え、男がやりたいからやってるだけって事ですか。

室井 そうですよ、たぶん。そして自分にも刷り込むんですよ。それが男が喜んでくれるし、自分も良いのかもしれないって思い込んじゃうから、そうなるんじゃないかな。

古川 そっか。性欲って結構刷り込みの要素ってありますもんね。

室井 私、どんな女でも男が変態だと、その女も変態になると思う。その場に合わせるのは得意だから、女は。その場での喜びを見つけるのも。

古川 男はがむしゃらなだけですもんね。()

室井 女は合わせるだけだと思う。まあウンコ食えって言われたら難しいかもしれないけど()

古川 それは確かに難しい()

室井 というか、こんな取り留めの無い話でいいの?

古川 大丈夫です。

室井 ほんとに?じゃあ今度はゴールデン街で飲みながら話したいですね()

古川 あ、いいですね。じゃ是非ゴールデン街で()

室井 そうだね。ゴールデン街で。

(終)


作家、室井佑月と『見渡すかぎりの卑怯者』作・演出:古川貴義の対談3の2

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古川 男女でこんだけ考え方が違うんだから、フェニミズムの運動なんかにも色々思う所があって。もう、男女は明確に分けて良いんじゃないのかなって。

室井 私も色々物事をハッキリ発言しちゃうからな()

古川 台本とか書いてて思いますけど、やっぱりまったく別の生き物ですよね、男女は。

室井 全然違うよね。私も息子を育ててもそう思う。多分平均したら女の方が出来がいいと思うの。でも、ひとつのことにずば抜けて突出してるのは男の人に多いのかなと思う。

古川 例えば今そういう人っています?

室井 村上龍さんとか。

古川 あー。なるほど。

室井 絶対普通の人が書けない一言が書けるんだもの。才能勝負だと男の方が強いのかなと思う。売れる小説は女が書くのが多いと思うけど。

古川 確かに女性作家の本の方が『共感できる』ってキャッチコピーが付いてる事が多いですね。男性作家の本は『凄まじい』とかっていうパターンがある気がします。そもそもの違いってのがあるんですかね。

室井 私はあるんじゃないかなって思う。

古川 息子さんに対して一番「オッ!」って思ったこととかあります?

室井 「オッ!」ってことじゃないけど、息子が塾に通ってて、毎回交通費を渡してるんですけど、毎回その塾の場所から家まで走って帰って交通費を誤摩化そうとしてるんですよ。なんで汗だくなのとか聞くとすぐに「バレたか」とか言っちゃって馬鹿だと思う。

古川 分かります。僕も文房具を安く買って誤摩化したりとか、そんな経験ありますね。でも小学校とか中学の時ってやっぱり女性の方が圧倒的に大人ですよね。

室井 全然女の子の方が大人ですよ。

古川 それは今も変わらないんですかね。

室井 変わらないと思う。どっかの外国の人が書いてる本を読んだんだけど、感情って女の人の方が多いんだって。

古川 え、そうなんですか。じゃ、男の方が単純って事はもう本当の事なんですかね。

室井 私は息子の国語のテストの答案を見てて、説明文は出来るけど、小説というか物語文が全然できてなくて。その時に、そうかもしれないって思っちゃったけどね()

 

古川 今回は精神異常者っていうのがテーマにあって、自分も台本を書きながら、オレって精神異常者なんじゃないかって思ったりするんですが、室井さんはそんな時ありますか?

室井 ちょっと精神異常者じゃないかなって思うくらいなら精神異常者じゃないと思う。

古川 確かに。精神異常者って自覚した時点で精神異常者ではないはずですもんね。分かろうとしてどこかで俯瞰して見ちゃう時点で異常ではない、異常になりきれないんですよね。では室井さん、自分が狂ってると思う時、ありますか?

室井 ん〜、独り言を大きい声で言っちゃって、ハッと自分でびっくりする時があるんですよね。家の中でとか。あとは睡眠導入剤などを飲まないと寝れなくなっちゃうんです。ずっと原稿のことを考えちゃったり、今日一日あったことを考えたりとか、薬を使って強制終了しないと寝れなくなっちゃうんですよね。でも、無理矢理強制終了して寝ても、朝起きた瞬間に「でもさ!」って昨日の寝る前の続きから直ぐに考えちゃってる時があるんだよね。

古川 睡眠時間がショートカットされてる()。栞を挟んでその続きから読んでるみたいな感じですか。

室井 そう。のりしろとかも全然なくて、完全に続きから始まっちゃったりして、気持ちわるーって。

古川 それ、危ないんじゃないですか()。人間は寝てる時に記憶を整理して、次の日が始まるはずなんですけど、室井さんの場合は続いちゃう()

室井 そうかな。() あとは、夢がすごいリアルで現実か夢か分からなくなることかな。

古川 それは、目が覚めて「あ、夢だったか」って分かるって事ですか。

室井 いやいや、お酒をすごく飲んで寝た日とかにトイレ行きたくなって一回起きるでしょ。そしてトイレに行くっていう内容の夢を見たりすると、現実でもトイレに行きたくなっているから、その時に現実か夢か分からなくなる。()

古川 () 危険ですね。

室井 だから夢の中で色んな事をやってみるの。便器はこんな感じとか、ウォシュレットを使ってみたりしてこの水の当たった感覚は現実っぽいが、まだダマされないぞって感じで。うちのトイレは本来トイレットペーパーを入れる所に本とかビー玉を隠して入れてるの。何でかって言うと、夢の時にここにビー玉を置いてあるって確認する為に。ビー玉が置いてないと「あ、これは夢だな」って認識できる。でもそのビー玉も普段からちょっとずつ移動とかさせないとダメなの。夢に追いつかれちゃうというか。

古川 そんなに真剣なんですね()。僕は実家にいたときに、おしっこしたくて起きたんですけど、普段の景色と違ったんですよ。ちょっと薄暗くて。あれ?って思ったんですけど、でも便座の位置はここで合ってるはずだって、そこで用を足したんですけど、気付いたら自分の部屋のクローゼットにしてたんですよ。洋服とかおしっこでびしゃびしゃになって。自分で洗濯しながら「オレ、何やってんだろうなー」って悲しくなっちゃって。

室井 ほんと死にたくなるよね()。そういえば、中学くらいから現実か夢か分からなくなる時があった。私が中学の時に金八先生の第2部を放送してたんだけど、その放送が終わった後に、夢の中で次は西田敏行さん主演のドンパチ先生ってのが始まるって予告を見て。

古川 ()

室井 ホントに見たの!その宣伝番組を!で、学校行って「次はドンパチ先生だよね」ってみんなに言ったら、誰もそんなの知らなくて、その後3ヶ月くらい『ドンパチドンパチ』って言われちゃって。でもホントに見たの。テーマソングも歌えるくらい覚えてたもん。()

古川 どうなってんでしょう。()そん時の頭の中というか。

(明日の3の3に続く)



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