『今勧進帳』、ご来場ありがとうございました。
次回ジェットラグプロデュース公演は、
2009年10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
銀座みゆき館劇場
『 肌 』(仮題)
作 :葛木英(メタリック農家)
演出:中村暢明(JACROW)
です。
よろしくおねがいします。
繊細で、シャイで。
本番前にふと見せる役者さんの素顔。
とても素敵なキャスト、スタッフと、今日で今回は解散です。
また必ずご一緒しましょう!
ありがとうございました。
公演終了後、人気(ひとけ)の無くなった舞台は、なんだか凄く寂しい。
明日で終るんだ、と思って見ていたら、寂しげに見えたのか照明さんが照明を付けてくれた。
仕事の手を止めて待っていてくれた人。
「大丈夫、続けて」と言うと、男はすっと舞台装置に溶け込み、明日の準備に戻った。
さあ、千秋楽。
全てのスタッフ、キャストが準備し、その時を、お客様を、待つ。
藤沢大悟の発言がきっかけで命名された呼び名「セクシー姉さん」。気になるお方です。
普段の姉さんのこと、詳しくは藤沢大悟のブログも読んでくださいね。
『今勧進帳』での柿丸さん、存分にその存在感と実力を見せつけていますが、カウンター前での後ろ向きの芝居、そして振り返りの芝居はお見事!演劇人、演劇ファン必見です!!
写真の二人が示しているのは「平和」、「勝利」、そして「2ステージ」。
『今勧進帳』があと2ステージということです。
前回の共演者、倉方君の頭を見るなり「パーマかけた?」って、初音さん。
パーマじゃなければ、何???
「古川君、本当の鼻血かと思ってびっくりしたぁ」って、初音さん。
普通のお客さんでも言いませんよ。
相変わらず、の初音さんでした。
開演前、楽屋から舞台に向かう時、私はいつも最後尾。
後ろから見る出演者の皆さんの背中には、いつもピンと張りつめた空気が。
皆さん10年後、20年後には、どんな役者さんになっているのかしら?
宮本さん(衣装)に東京サンシャインボーイズの頃の役者さんのこと、
聞いてみたくなりました。
『今勧進帳』の衣装助手として、
皆さんの舞台に向かう素敵な後ろ姿、あと3回しか見れません。
前回の刑事役に続き、ジェットラグプロデュース公演に連続出演の倉方です。
聞けば連続出演はジェットラグでは初めてとのこと。
嬉しくもあり、反面、プレッシャーでもあります。
この公演に呼ばれた時から、目前に高いハードルがあるようで。
でも、
そのハードル、倉方規安、軽やかに、飛び越えて、あ、見せましょう〜。(飛び六方)
西山(左) 演出(ブラジリィー・アン・山田)の劇団「ブラジル」から呼ばれている自分としてはまぁ、そのぉ、なんていうか、演出の身内みたいなわけで、言ってみれば、演出の中で計算できる役者として呼ばれているのだろうから、少しでも役に立たなきゃ、演出に何言われるか分からないし、あっ!、演出に聞けば「ジュース買いに行かせるために呼んだ」って言うだろうけど、でもプロデューサーも「西山君」て言ってくれていたらしく、自分としても力になりたいと思うわけです。
反田(右) プロデューサーに「ジェットラグの公演に文学座の役者さんに出ていただくのは、坂口芳貞さん以来です」っていきなり凄い先輩の名前を言われて、「劇団、本谷有希子の『遭難』に客演したのを観て、ずっと「いつか」と思っていたんです。この企画を考えていた時から(勧進帳の)富樫(に当たる役。今勧進帳の広富)は反田君かなぁと考えていました」と言われて。
もう、やりきるしかないです。